Personal File No.1-4

2014年

場所: 東京都小平市,武蔵野美術大学/国立新美術館

制作協力: 家族(母、兄、18年ぶりに会った父)

出展: 平成22年度武蔵野美術大学卒業制作・修了展/
東京五美術大学連合卒業・修了制作展

素材: 透明樹脂約40kg 、
ミクストメディア（ティッシュ、
毛糸、卵の殻、コンタクト、
コンタクトケース、
コピーコラージュ、のりケース、
空き缶、ペットボトル、紙粘土、
大和糊、絵の具、花、布、小豆、
ショートパスタ、天気図、
折り紙、発泡スチロール、広告、
チェーン、ほおずき　他）

サイズ: W1800×D600×H3000

Personal File No.1-4

2014年

場所：
東京都小平市,武蔵野美術大学/
国立新美術館

制作協力：
家族(母、兄、18年ぶりに会った父)

出展:
平成22年度
武蔵野美術大学卒業制作・修了展/
東京五美術大学連合卒業・修了制作展

素材：
透明樹脂約40kg 、
ミクストメディア（ティッシュ、
毛糸、卵の殻、コンタクト、
コンタクトケース、
コピーコラージュ、のりケース、
空き缶、ペットボトル、紙粘土、
大和糊、絵の具、花、布、小豆、
ショートパスタ、天気図、
折り紙、発泡スチロール、広告、
チェーン、ほおずき　他）

サイズ：
W1800×D600×H3000

私を含めた家族４人の半球には、それぞれが生まれてから今までの記憶を思い返しその記憶から連想できるモチーフを私が直感的にレジンの中に詰めた。この作品を通して、18年ぶりに父に再会したり、家族の見えない部分を見れたり、自ら過去を振り返ることで一人の人間が持つ、どこまでも深く内側に在り続ける何かものすごいものを感じた。

Personal File No.1-4の具体的な素材の一部

(1)毛糸のボンボン(2)端材の木材にアクリル(3)端材の和紙に顔料(4)(5)テッシュに顔料(6)大学の物々交換所で拾った物たち(7)大学構内に落ちていた花(8)近所の神社へカラスの羽を拾いに行くが、あまり見当たらず諦めて神社を後にしようとした時、頭上で音を立てながら飛んだカラスが、すぐ近くに落としていったカラスの羽(9)母が大学時代に使った教材から、赤線が引かれたページを抜き、さらに赤線の文章だけを切り抜いたもの(10) 9の赤線の文章だけ切り抜かれたページに紺とピンクの顔料(11)パスタの乾麺にアクリル12.卵の殻にアクリル(13)(14)10代で聴いていたglobeのCDジャケットを全て羅列したものをプリントアウトし、それを細かく破って、コンタクトの透明ケースの内側にコラージュ(15)紙粘土でできたブルーベリーの偽物(16)紙粘土でできた手羽元の骨の偽物(17)いろはすペッドボトルの潰したものと、雑貨屋で買った貝殻と、多摩川の辺りで拾った砂利をボンドで固めたもの(18)手作りの泥団子(19)(20)(21)多摩川の辺りで拾った砂利にアクリル(22)要らないカードやレシートの貰い物(23)大学の学祭で作った木ノ実のオブジェ(24)折り紙(25)兄の24年間の記憶を色別に記した資料を元に、色を割り振り付けたC言語の羅列をトレッシングペーパーに出力(26)25のC言語を１行ずつ切り分けたものと、天気図、気象衛星の画像、レントゲンの画像、工作用紙の画像に編集を加えトレッシングペーパーに出力したものと、ネットに落ちていた誰かの風景画、魚の写真を普通紙に出力したものと、クラシックの楽譜をOHPシートに出力し１行ずつ切り分けたもの(27)顔料を混ぜたヤマト糊を平らな円状で固めたもの(28)work in progress その１(29)work in progressその2