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赤いアートピースを喫茶まるなの店内(窓ガラス、ガラスケースの鏡、写真作品の額縁の側面、壁の溝など計15箇所）至る所に「さりげなく」当てはめた。赤本来の持つ強烈な色彩が、「さりげなさ」の中にいかに存在の強さを発揮し、喫茶まるなの空間に影響していくか、実験的な試みであった。
また、これまでの作家の作品に頻出する赤色そのものを主題として、制作の最中に赤色と向き合う時間を、これまでの作品すべてに共通する赤色の意味合いを改めて確かめる行為とした。
展示メインビジュアル |
タブロー作品 Nachi USUDA “chopin” 2019 |
